くも膜下出血の予後について

くも膜下出血の再出血も、予後が悪い原因のひとつです。
再出血で最も多いのが破裂した当日に、もう一度破裂が起きる場合です。
そして、20パーセントの人が2週間以内に、50パーセントの人が6か月以内に
再出血するといわれています。

再出血すると、さらに脳にダメージを与えてしまい、死亡率を上げたり意識
障害を引き起こす原因になります。
意識障害により、重度の後遺症が残ることもあります。
再出血による死亡率は70パーセントであると言われています。


再出血を予防するには、動脈瘤のクリッピング、プラチナコイルによる動
脈瘤塞栓術などが有効です。
発症後48時間以内に、チタン製のクリップで動脈瘤をクリップし、動脈瘤圧
搾することで出血を止めることができます。

また、血管内治療としてプラチナコイルを使った手術もあります。
コイル塞栓術と呼ばれる、コイルを動脈瘤内に詰めて、動脈瘤を閉塞
する方法です。

コイル塞栓術は血管拡張薬動注療法も同時に行うことが多いようです。
こえは血管血管攣縮を予防するためです。


しかし、クリッピングや塞栓術で防ぐことができない脳血管攣縮という
ものがあります。

これもくも膜下出血の予後が悪い理由のひとつとしてあげられます。

Link